〈 直接販売 〉

  • 梅山豚|株式会社 塚原牧場┃お仕事イメージ01
  • 梅山豚|株式会社 塚原牧場┃お仕事イメージ02
  • 梅山豚|株式会社 塚原牧場┃お仕事イメージ03
  • 梅山豚|株式会社 塚原牧場┃お仕事イメージ03
  • 梅山豚|株式会社 塚原牧場┃お仕事イメージ03
梅山豚|株式会社 塚原牧場┃メインビジュアル┃梅山豚

一般的な豚に比べて、梅山豚はデュロックと掛け合わせたもので9ヶ月、純血種は12ヶ月以上という長い飼育期間を必要としますが、この飼育する時間の長さは味わいの良さに比例します。つまり、じっくり育てることがおいしくなる秘訣なのです。しかし、梅山豚は育てるのが難しいうえに、育つまでにこれだけの時間がかかります。それに見合った形と価格であることを踏まえて、直接販売にこだわりました。
梅山豚は、首都圏の百貨店を中心に飲食店、ECサイト、直営店「つかはら肉店」で販売するほか、ミシュランの星付きレストランでも扱われ、日本中の名だたるシェフが視察に訪れるなど非常に高い評価を受けています。
百貨店は半頭セット、飲食店はパーツ単位でのご注文で承っており、すべて予約注文を受けてから食用へ加工しチルドでお届けします。
ECサイトでは冷凍パッケージの精肉と加工品をご購入いただくことができ、直営店のつかはら肉店では揚げたてのメンチカツがオススメです。
豚が豚らしく、その一生を本来の姿で過ごせるために、人間にかかる手間よりも豚の本能を引き出すことを大切にしたストレスを最小限にとどめる環境づくりで、命をいただくことへの感謝の気持ちを贈ります。

〈 生産への気遣い 〉

梅山豚|株式会社 塚原牧場┃メインビジュアル┃梅山豚

アニマルウェルフェア

私たちがアニマルウェルフェア(動物愛護)に配慮した飼育にこだわるのは、命をいただくから、それにほかなりません。
一般の母豚は、一生のほとんどをわずか1頭だけが入れるくらいの振り向くこともできないスペース「妊娠ストール」で閉じ込められて過ごします。これは、人間には管理がしやすいものですが、このように飼育された豚は足腰が弱り、ホルモンバランスが乱れ、短命にしてその一生の幕を閉じます。しかし、塚原グループの梅山豚は、自由に歩き回れるスペースを確保し、滑らないクッション性のあるお茶粕や籾殻などの敷材の上で、可能な限りストレスを与えることなくのんびりと過ごしています。自然の光や風を感じる動物本来の本能を引き出す環境づくりは、命をいただくことへのささやかなお礼なのです。

梅山豚|株式会社 塚原牧場┃メインビジュアル┃梅山豚

防疫対策

養豚では日本初、電解水を利用した防疫システムを導入し、酸性水の殺菌力によりさまざまなウイルスに対抗し、梅山豚を守ります。
スタッフは常時ビニール手袋とマスクを着用し、菌やウイルスが人を媒介することがないよう、畜舎ごとに長靴の交換と手袋の洗浄を徹底しています。日本は世界有数の抗生物質を使用する国でもありますが、塚原グループでは肥育期間(約100日齢〜出荷270日齢)は、肉への残留を防ぐために治療による投薬はしません。
20年以上という長きに亘り続けてきた林間放牧は、残念ながら防疫対策の観点から断念することとなりましたが、梅山豚の本能を引き出すためにも、いつかは放牧再開できる日がくることを願っています。

梅山豚|株式会社 塚原牧場┃メインビジュアル┃梅山豚

バイオマス資源の循環

お茶粕、焙煎粕、おが屑、籾殻を使用した敷材を用いて梅山豚を飼育しています。この敷材は4日に1度の割合で入れ替えますが、お茶粕や焙煎粕は食品・飲料工場から、おが屑はハウスメーカーの工場から、籾殻は近隣農家から引き取っています。つまり、私たち人間社会で生まれた資源により梅山豚が育まれています。
また、堆肥舎では、撹拌切り返しを行い、発酵温度を上げて良質な堆肥を製造しています。この堆肥は、有機質肥料として自社のトウモロコシ畑に還元および近隣農家に提供し、バイオマス資源の地域循環により、世界的な肥料不足にも貢献しています。