2009.10.28
第6回~ファンクラブの発足
放牧場開きにご参加下さったメンバーを中心に、平成4年に梅山豚ファンクラブが誕生しました。
色々考えてつけた名前が「自然とふれあう会」。20名程度が定期的に梅山豚を購入していただく頒布会形式でのスタートでした。
「みんなで1頭をまるごといただきましょう」という発想で、全ての部位(ロース・バラ・モモなど)をセットにした現在のレギュラーセットの原型ができました。
当初、梅山豚肉は純血種のみでの販売でした。しかし、ご存じの方も多いかと思いますが、梅山豚純血種は脂が大変多い豚です。その脂がしつこくなく美味しいのですが、多すぎの脂を敬遠する人も中にはいらっしゃいました。
また、飼育日数が360日以上かかり(通常の三元豚は180日程度)、内臓や皮や頭が大きく、反面モモが小さい為、実際に1頭からとれる肉量が少なく、大変コストのかかる豚肉でした。
そこで、会員の皆さんとの話し合いをして、デュロック種の雄と梅山豚の雌の掛け合わせを肉豚にするという事になりました。(この掛け合わせが梅山豚の肉質を損なうことなく、しかも生産コストを抑えられます)
会員の皆さんに直接販売するということは、お互いの意見を率直に話し合うことができ、生産に活かすことができます。
今でも多くの会員さんに当時から継続してご購入いただいています。
私達の原点はここにあります。